官報に記載される債務整理

債務整理をすると官報に記載されると言われることがありますが、これは自己破産や民事再生の場合です。法律上、裁判所の決定内容を官報に記載することが規定されています。自己破産も民事再生も、法律の力を借りて裁判所で行う手続きですから、これは仕方のないことだと言えるでしょう。自己破産をする場合、まず破産手続き開始決定が行われますが、このときに官報に記載されます。

そして免責許可決定がなされれば、このときにも記載されます。ですから、自己破産によって債務整理を行えば、2回記載されることになります。民事再生の場合、再生手続き開始決定が行われたときに記載され、書面による決議に付する旨の決定が行われたときに記載され、そして再生計画認可決定が行われたときに記載されますから、合計3回記載されることになります。官報に記載された内容は、見ようと思えば誰でも見ることができます。

ですから、記載されたことによって周りに知られてしまうかも知れません。ただ、普通の人ならその可能性は非常に低いと言えるでしょう。官報を定期的にチェックしている人がいないとは言いませんが、専門的な職業に就いている人以外は見ないのが普通です。どうしても官報に記載して欲しくないという特殊な事情があるのなら、任意整理を行うのが良い方法です。

任意整理は法的な手続きではありませんから、官報に記載されることはありません。ですから、どうしても記載して欲しくない人のための債務整理の方法だと言えるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です